一般的なマーケティング手法の1つである「メルマガ」ですが、
ぶっちゃけ、みなさん読んでいますか??
はい!と自信満々でお答えする方は非常に少ない気がします(私だけ?)。
まず大事なポイントとして、メルマガに限らずマーケティングの目的は、顧客にこちらが望んだ動きをしてもらうことです。
そして当然、メルマガの目的は「開封してもらうこと!」..ではないですよね。
セミナーに申し込んでもらうことや資料をDLしてもらうこと、無料相談に申し込んでもらうことが目的に当たります。
では、「セミナーに参加しませんか?」っていう案内が来たらどうでしょうか。
関心があれば参加するし、不必要だったら参加しないですよね。
つまり、メルマガの目的は、ただ顧客に案内するだけでなく、
顧客が欲しい情報を、欲しいタイミングで案内し、それによって顧客行動を引き起こすこと!になります。
メルマガで顧客行動を引き起こすためには大きく3つのStepが必要です。
Step1:顧客の課題や悩み事を分析
Step2:悩み事に沿ったメールやコンテンツを作成
Step3:配信して、開封率などをみながら最適化
今日は、Step1の顧客の課題分析について解説します!
士業事務所でありがちなのが
・最新の税務情報を羅列しただけのテキストメールを全リストに配信
・セミナー情報や事務所案内、代表の言葉を詰め込んだ超大作のメールを全配信
などは本当によく見かけます。
でもこれ、自分が受け取り手だったら「あーまたこの事務所からね」と読まずに速攻ゴミ箱行きにしちゃいませんか?
これが開封率が上がっていかない原因です。
こうした事態を防ぐために、そもそもうちの顧客って何に困っているんだろう?そしてその奥のニーズはなんだろう?と探るところから始めてみましょう。
例えば、離婚相談に強い弁護士事務所さんで考えてみましょう。
当然ですが、顧客の課題は「スムーズな離婚に向けた課題の解消」になりますよね。
そしてこれも当然ですが、離婚を決めたのであればそれがスムーズに運ぶことを望むのは至極真っ当です。
ここで、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。顧客の本当の課題、本当ニーズはなんでしょうか。
・穏便に手続きを終わらせて、自分の価値観に沿ってのんびり生きたい
・とにかく今の配偶者と別れられればいい。その先のことなんか考えられない
・とっとと手続きを終わらせて、自分のやりたい自己実現に邁進したい!
・
・
...いやあ、、人それぞれですよね。
顧客の課題に沿ったメールを送るのであれば一人一人にメールを書くべきですが,そんなことできるわけありません。
なので、こうした顧客の課題を最大公約数最大公約数のように塊で捉えてみましょう。
上の例を使えば、
A:離婚によって自分の価値観に合った時間や生き方を創出したい
B:精神、肉体的なストレスから解放されて、安定した人生を取り戻したい
のように分けられるかもしれません。
このように、顧客課題を掘り下げて、最大公約数として配信対象を塊として捉えることで、顧客課題に沿った形で効率的なメール配信ができるようになります。ここまでがStep1です。
Step2は別のブログで記載して参りますので、併せてお読みください!